CBD入りコスメとは？肌荒れ・乾燥ケアに注目の成分を解説

美容トレンドとして注目を集めている「CBDコスメ」。

スキンケアに取り入れる人が増えており、乾燥による肌荒れを防ぎたい方や、日々の保湿ケアを丁寧にしたい方の間で話題になっています。

そこで、今回は「CBDコスメ」について、初めての方でも安心して始められるように詳しく解説します。

新しい選択肢であるCBDコスメを知り、あなたの肌ケアをワンランクアップさせましょう。

はじめに｜美容業界で話題沸騰！「CBDコスメ」とは

近年、スキンケアやウェルネスの分野で、天然由来の成分である「CBD」を配合したコスメが大きな注目を集めています。

海外のセレブリティから火が付き、日本でも多くのブランドから美容液、クリーム、シャンプーなど多種多様な製品が登場し、「肌を整える新しい選択肢」として人気が高まっているのです。

しかし、その一方で、CBDという成分の性質上、初めて耳にする方からは「CBDって何からできているの？」「日本の法律では使っても問題ないの？」といった疑問や不安の声があるのも事実。

本記事は、まさにそうしたCBD初心者の方々のために、CBDの基本と日本の法律における位置づけを正確に解説します。

さらに、CBDコスメがどのように肌の水分・油分を補い、肌を保護してすこやかに保つ役割を果たすのか、そして失敗しない商品の選び方まで、詳しく見ていきましょう。

徹底解剖！CBD（カンナビジオール）ってどんな成分？

このセクションでは、今話題のCBDが一体どのような成分なのか、その基礎知識から、多くの方が抱える「合法性」に関する疑問、そして美容成分として選ばれている理由まで、多角的に解説していきます。

まずはCBDという成分の正体を正しく理解し、安心してスキンケアに取り入れるための土台を作りましょう。

CBDとは？知っておきたい基本情報を解説

CBDとは、カンナビジオール（Cannabidiol）の略称で、麻の茎や種子から抽出される、天然の有機化合物の一種です。

このCBDは、酩酊作用のある成分THC（テトラヒドロカンナビノール）とは全く別物であり、化粧品や健康食品の成分として世界中で研究され、活用が進められています。

CBDが多目的に用いられる背景には、その特性に期待が寄せられているためです。

このようにCBDは、身体の外側と内側の両方から、健やかな状態を維持したいという現代人のニーズに応える成分として、急速に認知度を高めているのです。

そもそも合法？日本の法律におけるCBDの扱い

CBDコスメや健康食品を利用しようとする際に、最も気になるのが「合法性」でしょう。

結論から申し上げますと、日本の法律を遵守して製造・輸入されたCBD製品は、合法であり、安心して使用することができます。

日本の法律において規制対象となっているのは、大麻草の「葉」や「花穂」から抽出され、酩酊作用を持つTHC（テトラヒドロカンナビノール）という成分です。

したがって、信頼できる販売元から購入し、パッケージや公式情報でTHCフリーであることが確認できる製品を選ぶ限り、法律上の心配なくCBDコスメを取り入れることができるのです。

なぜ注目される？CBDが肌にもたらす働きとは

美容領域でCBD入りコスメの人気が高まっている背景には、肌における「ゆらぎケア」としての効果が期待されているためです。

CBDは、単に肌にうるおいを与えるだけでなく、肌の持つ力をサポートする成分として、美容業界で高い評価を得ています。

CBDは、肌が本来持つ力を引き出し、うるおいのある健やかな肌状態をキープしたいと願うすべての方にとって、新しいスキンケアの選択肢となるでしょう。

特に、乾燥が気になる肌、季節によって肌状態が変わりやすい人、スキンケアに新しい成分を取り入れたい方におすすめです。

失敗しない！CBDコスメ選びのポイントを徹底解説

近年、CBDを配合したスキンケアやメイクアイテムが増えていますが、「CBDコスメに挑戦してみたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という声をよく聞きます。

CBD製品は比較的新しい分野であるため、信頼性や配合成分に関する知識がないと、期待したものと違う商品を選んでしまう失敗につながりかねません。

ここでは、CBDコスメを初めて購入する方向けに、成分の見分け方、信頼性の確認、使用感の選び方といった重要なポイントをまとめました。

CBD配合か、ヘンプ種子油配合か

まず押さえておきたいのが、「CBD」と「ヘンプ種子油（ヘンプシードオイル）」の違いです。

どちらも麻由来の成分ですが、配合されている成分の役割は全く異なります。

成分の名称	配合されているもの	期待される働き
CBD	CBDそのもの	肌をすこやかに保つ、肌の水分・油分を補い保つ
ヘンプ種子油	ヘンプの種子から採れた油、CBD自体は含まれない	肌の柔軟性を保つ、うるおいを与えるエモリエント効果

CBDは、前述したように肌のバリア機能（角質層）をサポートし、肌を整える目的で使われます。

一方の「ヘンプ種子油」は、肌に良い必須脂肪酸を多く含む優れた美容オイルですが、CBD成分は含まれていません。

基本的には、肌のエモリエント効果（うるおいを保つ）を期待する目的で使用される成分です。

CBD本来の働きを期待して購入する場合は、必ず成分表示に「CBD含有」の記載があるかを確認しましょう。

成分表示を見る際のチェックポイント

信頼できるCBD製品を見極めるためには、配合されているCBDの「量」や「質」に着目する必要があります。

購入前に、以下のポイントを押さえておくと安心です。

▼ CBDの「種類」をチェック

▼ CBDの「濃度・配合量」をチェック

▼ 添加物や香料にも注目

成分表は、製品の品質を見極めるうえで非常に重要な「情報源」となります。

気になる部分がある場合には、公式サイトの説明ページをしっかり確認するのがおすすめです。

肌質や使用感に合わせたアイテムの選び方

CBDコスメといっても、クリーム、オイル、ミスト、セラムなど形状はさまざま。

日々のスキンケアにスムーズに取り入れ、継続するためには、ご自身の肌質やライフスタイルに合ったテクスチャーを選ぶことが重要です。

種類	おすすめの肌質・目的	主なメリット
オイル・バーム	乾燥肌、部分的なカサつきが気になる肌	エモリエント効果が高く、肌を保護し、うるおいを閉じ込める力が強い。
美容液・クリーム	普通肌～乾燥肌、毎日のスキンケアに取り入れたい方	馴染みやすく、他のスキンケアアイテムと併用しやすい。肌のキメを整える。
ローション・化粧水	オイリー肌、さっぱりとした使用感が好きな方	ベタつきにくく、肌にみずみずしい水分を補給したいときに適している。

ご自身の肌に塗った際の感触（ベタつきが少ないか、しっとり感が持続するか）を想像し、無理なく使い続けられるアイテムを選びましょう。

自分の生活スタイルや季節によって、複数のCBDコスメを使い分けるのもおすすめです。

ブランドの信頼性・販売元の確認方法

CBD製品は法的な管理のもとにありますが、中には品質の低い製品や、THCが微量に混入している可能性が否定できない製品も存在します。

安心して使用するために、以下の点を必ず確認しましょう。

こうした点を意識することで、安全性と品質の両方を確保したCBDコスメを選びやすくなります。

初めての方は、まず口コミ評価の高い日本国内ブランドや正規代理店の商品から試すのが安心です。

ネットで買える！初心者におすすめのCBDコスメ4選

ここでは、「CBDコスメを試してみたいけれど、どれを選べば良いかわからない」という方に向けて、Amazonや楽天市場などのECサイトで手軽に購入でき、かつ品質管理体制のしっかりしたおすすめの製品を4つご紹介します。

スキンケアだけでなく、ヘアケアやボディケアなど、ライフスタイルに合わせて取り入れやすい多様なアイテムをピックアップしました。

8 THE THALASSO / シャンプー＆トリートメント

CBDを日常の習慣に取り入れる新しい提案として、ヘアケアからCBDを取り入れてみませんか？

この商品は、スキンケアで話題のCBDを頭皮と髪のケアに応用したユニークな製品です。

海の恵みである海洋由来成分「タラソ」と、高純度のCBDを保湿成分として組み合わせた独自の「タラソCBD処方」が特徴。

性別を問わず使える高品質なヘアケアを探している方に最適で、心地よいムスキーサボンの香りに包まれながら、理想のさらつや髪を目指せます。

Naturecan / CBDハイドラリペア化粧水

肌の乾燥や外部環境による肌のゆらぎを感じる方にとって、毎日の土台となる化粧水選びは非常に重要です。

NaturecanのCBDハイドラリペア化粧水は、浸透性に優れたナノCBDを240mgという十分な量で配合し、角質層の隅々まで整肌成分を届けます。

さらに、多機能成分として知られるナイアシンアミドや、肌を整える植物エキスも厳選配合。

国内製造の安心品質で、日々のうるおいケアを通じて、乾燥などの外部刺激から肌を守りたい方にぴったりのアイテムです。

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Greeus / CBD美容液

「肌にしっかりとした潤いを与えたい」「肌がデリケートな状態でも使える低刺激なアイテムを探している」という方に、GreeusのCBD美容液は理想的な選択肢です。

この美容液は、スイス国認定ヘンプ由来の高品質なブロードスペクトラムCBDに加え、保湿力に優れるバオバブオイルなど、自然植物由来の成分をオールブレンド。

特に、2024年12月12日施行の大麻取締法改正に伴うTHC残留限度値をクリアしていることが明記されており、長期的な安心感を持って使用できる点も大きな魅力です。

低刺激で、ふっくらもちっとした肌の感触を目指す方に試していただきたい製品となっています。

roun / CBDコンディショニングエマルジョン

乾燥や環境の変化で肌が不安定になりやすい「ゆらぎ肌」に悩む方は、スキンケアの最後に使う乳液でしっかりと蓋をすることが大切です。

rounのコンディショニングエマルジョンは、「ゆらぎのない肌をめざす」をコンセプトに、国内トップクラスのCBD含有量（2,200mg / 110g）を実現。

さらに、話題のCICA（ツボクサエキス）など、古くから活用されてきた7種類の植物エキスを厳選配合しています。

表面はさらっと、角質層には豊かなうるおいを閉じ込める使用感で、ジェンダーレスで使える爽やかなグリーンの香りも魅力です。

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CBDコスメに関するよくある質問（Q&A）

CBDコスメを使うと、いわゆる「ハイ」になりますか？

日本で合法的に流通・販売されているCBDコスメを使用して、酩酊状態（ハイ）になることはありません。酩酊状態になるのは、日本の法律で厳しく規制されているTHCという成分です。正規に輸入・販売されているCBD製品は、このTHCが完全に含まれていない、または日本の基準値以下であることが確認されています。

CBD配合の化粧品はアレルギー体質でも使えますか？

CBD自体は天然由来の成分ですが、化粧品である以上、その他の配合成分を含め、すべての方にアレルギーが起こらないとは言い切れません。アレルギー体質や敏感肌の方は、事前に二の腕の内側などでパッチテストを行い、肌に異常がないことを確認してから使用することをおすすめします。

妊娠中や授乳中にCBDコスメを使っても大丈夫ですか？

妊娠中や授乳中の方、また持病をお持ちで薬を服用されている方については、CBDに関する安全性のデータがまだ不足しているため、ご使用を始める前に必ずかかりつけの医師にご相談ください。体調がデリケートな時期は、医師の指導のもとで判断することをおすすめします。

CBDコスメは毎日使っても大丈夫ですか？

一般的な化粧品と同様、毎日のスキンケアに取り入れても問題ありません。ただし、肌に合わないと感じた場合はすぐに使用を中止し、必要に応じて皮膚科医に相談しましょう。CBD濃度や配合成分は製品によって異なるため、最初は少量から試すのがおすすめです。

CBDコスメはどのくらいの期間使い続ければ、肌に変化を感じられますか？

化粧品による肌への働きかけには個人差があり、感じ方には幅があります。また、肌のターンオーバー（生まれ変わり）の周期は一般的に約1ヶ月程度とされています。まずは短期間で判断せず、肌の様子を見ながら継続してお使いいただくことをおすすめします。

まとめ｜CBDコスメで始める新しい肌ケア習慣

この記事を通じて、CBDコスメが単なるトレンドではなく、乾燥や環境の変化に負けず肌をすこやかに保つための新しい選択肢であることがご理解いただけたのではないでしょうか。

CBDは、日本の法律を遵守した安全性の高い成分であり、肌の水分・油分バランスを整え、保護する目的で日常のスキンケアに取り入れられています。

CBDコスメは、自然由来のスキンケアを楽しみたい方にとって魅力的な選択肢です。

商品を選ぶ際は、成分・信頼性・使用感の3つを意識して、納得のいく一品を見つけてください。